What Ships・ガイド
誰もが犯しがちなミスを避けながら、AIを活用してウェブサイトを構築する方法.
AIに1つのプロンプトを入力するだけで、最初のサイトを作れます。ただ、そのサイトをそのまま使えるかどうかは、ページがブラウザに送っている内容を確認するかどうかで決まります。このガイドでは、手順、最初に決めるべきこと、よくあるミスを見つけるための確認方法を解説します。(アナリティクス、ログイン機能、訪問者の行動は、本ガイドの対象外です。)

このページの内容 11つのセクション
主なポイント.
- AIによる処理経路を評価する際は、ブラウザに送られる内容、つまりレンダリング、スクリプトの容量、ヘッダー、構造化データ、見出し、クローラーへのアクセスで判断してください。
- コードのホスティングやメンテナンスができない場合は、非開発者向けのビルダーを選んでください。最初のプロンプトを入力する前に、ドメインとホスティングの手配も済ませておいてください。
- robots.txt、サイトマップ、見出し、スキーマ、モバイルでの表示速度を確認してください。これらの問題の多くは、ユーザーが目にするページには現れないためです。
- サイトを公開する前に、無料の診断を受けてみてください。100点満点で評価され、8つの柱それぞれについて具体的な根拠が示されます。
AIを使ってウェブサイトを構築するには、どのような選択肢がありますか?
方法は3つあります。AIを活用したウェブサイトビルダー、プロンプトからコードを生成する「Vibe」コーディングツール、開発者と連携するコーディングエージェントです。ビルダーなら、1つのプロンプトを入力するだけで、ビジネスに合わせたカスタムサイトが作られます。その後はビジュアルエディタで編集できます。チャットは不要です。
コードジェネレーターでは、結果に満足したらHTMLをエクスポートします。ドメインとホスティングプランは別途購入し、ファイルマネージャーからファイルをアップロードします。ある動画クリエイターは、これを初心者には「少し分かりにくい」と評しています。始める前に、その点をよく検討してください。また、技術に詳しくない読者向けに、Claude Cowork、GitHub、Cloudflare Pages を使い、コードを一切書かずに無料サイトを構築、編集、公開する24ステップのチュートリアルもあります。
ルートは、ページがブラウザに送る内容、つまりレンダリングモデル、スクリプトの容量、ヘッダー、構造化データ、見出し、クローラーへのアクセスで評価してください。ルートによってサイトの作り方は変わりますが、ブラウザもクローラーも、そこに至る過程には関心がありません。受け取るのは、サイトが送る内容だけだからです。ご自身のサイトで無料の診断を実行して、確かめてみてください。
開発者ではない方にはどの選択肢が適しており、どの選択肢には開発者が必要でしょうか?
開発者でない場合は、Squarespace、Shopify、Showit、Wixのベーシックエディタを選んでください。この4つはいずれも、あなたのような方のために作られています。Webflow、Framer、Wix Studioのエディタは開発者向けなので、ビジネスを運営していてウェブサイトの知識がない方にはあまり向きません。開発者向けのツールを選ぶ場合や、自分でホスティングが必要なコードをエクスポートする場合は、開発者の助けが要ることを見込んでください(始める前に、その予算を確保しておきましょう)。どのツールを選ぶかは、マーケティングページの内容ではなく、ご自身のスキルで決まります。ご自身のスキルは、ご自身が一番よくご存知のはずです。
Squarespaceには「Blueprint AI」があります。創造的な自由度を保ちつつ、コーディング不要で使える軽量なAIビルダーとテンプレートです。Jimdo Dolphinは、地元企業向けに設計されています。そのAIは、営業時間、所在地、提供サービスを質問してきます。ただし、サイトが複雑だったり独自のレイアウトが必要だったりすると、柔軟性が低いという代償があります。選ぶ前に、ご自身のレイアウトに何が必要かを確認してください。その制限が許容できるかどうかは、ご自身で判断するしかありません。機能一覧を見ただけでは判断できません。
あるベンダーが発表した比較によると、WixとSquarespaceは技術的なスキルが不要で、Webflow、WordPress、Lovableは必要とのことです。これはあくまでベンダーの見解で、あなた自身の見解ではありません。ご自身の能力やニーズに照らして確かめてください。完成したサイトを一般の方が見ても、そのツールがご自身にとってどれほど使いにくかったかは分かりません。閲覧者に見えるのは、公開されたサイトの姿だけだからです。ご自身のページで無料の評価ツールを実行し、訪問者がどう体験するかを確認してください。実証データは比較表より説得力があります。ぜひご自身のサイトを確認してみてください。
何かをプロンプトに入力する前に、何を決めておくべきでしょうか?
プロンプトを書く前に、次の4つを決めておきましょう。誰がサイトを編集するのか、どこに公開するのか、どのドメインを使うのか、各ページで訪問者にどんな行動を促すのか、です。その答えは、後で読み返せる1ページのメモに書き留めておきましょう。動画で紹介されている11ステップのワークフローでは、ステップ1から4でツール、ホスティング、ドメイン名を決め、ステップ5でプロンプトを設定します。まずよく考えてから、入力してください。
どの程度のロックインを受け入れるか、先に決めてください。AIで構築されたサイトには、プラットフォームへの依存やベンダーロックインのほか、カスタマイズの制限というリスクがあります。プライバシー上の懸念やアクセシビリティの課題も、リスクとして挙げられます。ご自身のサイトで、これらを慎重に検討してください。コンテンツとコードをエクスポートできるなら、移行は可能です。できない場合は、大家さんを選んだことになります。
プロンプトに何を含めるか、先に決めてください。営業時間、所在地、サービス内容、必要なページなど、実際の事実を明記します。そうすれば、架空の情報を直す手間が省けます。最後のステップも省かないでください。AIが生成したページは、公開前に必ずご自身で確認・編集・事実確認を行う必要があります。
AIで構築されたサイトを、高速で、検索しやすく、かつ安全に保つにはどうすればよいでしょうか?
AIで構築されたサイトを高速かつ検索しやすく、安全に保つには、画面上の見た目ではなく、ページがブラウザに送っている内容を確認してください。まず、ホームページをPageSpeed Insightsで分析し、3つのCore Web Vitalsの数値を確認します。目標値は、LCP(読み込み速度)が2.5秒以内、INP(応答性)が200ミリ秒以内、CLS(視覚的安定性)が0.1以内です。変更の前に、現在の数値を記録しておきましょう。数値がなければ、比べる基準がありません。
まずはモバイル表示を確認してください。AIで構築された5つのサイトを監査したところ、5つすべてがレスポンシブレイアウトを正しく処理していました。ただ、モバイルのパフォーマンススコアは全体的に低いままでした。スマートフォン向けに表示が最適化されていても、ページがスムーズに読み込まれるとは限りません。ラボデータは、1台のデバイスでシミュレーションした負荷であり、実質的には推測にすぎません。フィールドデータは、28日間にわたる実測です。そのため、両者の結果は異なることがあります。動く前に、両方のデータをよく確認してください。
検索エンジンにインデックスされるには、Googlebotをブロックしてはいけません。ページはHTTP 200ステータスコードを返し、インデックス可能なコンテンツを含んでいる必要もあります。robots.txtとサイトマップを確認してください。監査した5つのサイトのうち4~5つでは、これらが欠けていたり、設定を誤っていたり、機能していなかったりしました。クッキーの同意処理を正しく行っていたのは、5つのうち2つだけです。ご自身のサイトもテストしてください。セキュリティについては、評価ツールがレスポンスヘッダーを読み取ります。サーバーが送っている内容を確認でき、問題が見つかれば修正できます。
AIツールは、任せきりにするとどこを間違えるのでしょうか?
AIツールは、構造やコンテンツ、アクセシビリティを誤って生成することがあります。その影響の多くは、ページ上では見えません。まずH1やH2の見出しから確認しましょう。あなたのサイトと同様にAIで構築された5つのサイトを監査したところ、どのサイトも見出しが「読みやすさ」を重視して書かれていて、検索エンジンにどんなシグナルを送るかは考慮されていませんでした。あなたのサイトも同じ状態かもしれません(見落としがちな習慣です)。クローラーの視点で、見出しを読み直してみてください。
その5つのサイトのうち4つか5つに、ご自身のサイトでも確認できる問題がありました。見出しの階層構造(不適切)とrobots.txt(未設定または設定ミス)を確認してください。次に、サイトマップ(欠落または破損)、カテゴリおよびタグページ(インデックスされるべきでないのにインデックスされている)、スキーマ(欠落または不正確)を見ます。デスクトップ版より劣るモバイル版のパフォーマンスも、確認してください。誤ったURLを指すcanonicalタグは、ページの内容に何の影響も与えないため、気づけません。ユーザーにはページが表示されますが、クローラーが読むのはソースコードです。
文章を読み、繰り返し表現や説得力に欠ける行動喚起がないか確認してください。事実誤認、古い情報、トーンの不統一も見ておきます。アクセシビリティも低下している可能性があります。画像に代替テキストが欠けていないか確認してください。ページの色コントラストが不十分ではないか、動画に字幕がないかも見てください。その後、キーボードのTabキーでフォームを順に操作し、実際に使えるかどうかを確認します。サイトで無料の診断を実行すると、目視では確認できない問題点がレポートに表示されます。
公開当日は、どのような流れになるのでしょうか?
この動画で紹介するワークフローでは、11のステップでサイトを公開できます。流れは、ツールの選択、ホスティングの確保、AIビルダーのインストール、ドメインの取得、プロンプトからの開始、カスタマイズ、お問い合わせフォームの編集、ヘッダーメニューとロゴの編集、ページの追加、モバイル向けサイトの編集、そして公開です。ステップ7と10では、お問い合わせフォームとモバイルレイアウトを解説しています。公開ボタンを押す前に、スマートフォンからお問い合わせフォームを通じてテストメッセージを送信してみてください。
動画は再生開始時に停止してしまいますが、リストはそのまま続けてください。Googlebotがサイトへのアクセスをブロックされていないこと、ページがインデックス可能なコンテンツを含むHTTP 200ステータスを返していることを確認します。Search Consoleでサイトを認証し、URL検査ツールでページを1つテストしてください。その後、サイトマップを送信します。Googleが新しいページや更新されたページを認識できるようにするためです。
ページが検索結果に表示されること自体に、費用はかかりません。ただ、これらの要件を満たしても、サイトのクロール、インデックス登録、表示は保証されません。修正したあとは、再クロールをリクエストする予定を立てておいてください。
結果を共有する前に、どのように確認すればよいでしょうか?
AIによって構築されたサイトは、ブラウザに送信される内容を分析すれば確認できます。無料の診断は、約2分でサイトを分析します。URLと職場のメールアドレスを入力してください。ホームページと最大8つのページを抽出し、以下の8つの評価項目に基づいてサイトのスコアを算出します:アーキテクチャ 15%、パフォーマンス 15%、セキュリティ 12%、検索 12%、スキーマ 10%、AI対応度 10%、編集体験 10%、運用状態 16%。
100点満点で1つのスコアが算出され、各評価項目にはその裏付けとなる根拠が示されます。80~100点は「良好」、60~79点は「制約あり」、40~59点は「リスクあり」、0~39点は「レガシー状態」です。レポートへのリンクは、1回だけ送信されます。1つの接続につき、チェックは1時間に3回まで実行できます。
この評価では、貴社のサイトにログインしたり、分析データを閲覧したりすることはありません。現場のパフォーマンスデータの取得や、関係者への聞き取り調査も行いません。そのため、リンクを共有する前に、文章の内容、事実関係、アクセシビリティをご自身で必ず確認してください。
よくある質問.
01AIは私のためにウェブサイト全体を作成してくれるのでしょうか?
はい、ビルダーを使えば、1つのプロンプトからカスタムサイトを生成でき、その後はビジュアルエディタで編集できます。ただ、ビルダーが代わりにできないのは、ご自身による確認作業です。公開前には、AIが生成したすべてのページについて、確認、編集、事実確認が引き続き必要です。その作業を代行するビルダーはありません(そのようなふりをするべきでもありません)。
02AIを使ってサイトを作るには、プログラミングの知識が必要ですか?
Squarespace、Shopify、Showit、あるいはWixの基本エディタなど、開発者以外を対象としたサイトビルダーには適していません。このチュートリアルでは、技術に詳しくない方でも、Claude Cowork、GitHub、Cloudflare Pagesを使って24ステップで無料サイトを公開できるよう解説しています。HTMLをエクスポートし、ファイルマネージャー経由でアップロードする工程については、あるクリエイターが初心者の方に注意を促しています。
03Googleは、AIを使って構築されたという理由で、私のサイトにペナルティを課すのでしょうか?
Googleによると、生成AIツールで作成したコンテンツでも、「Search Essentials」とスパムに関するポリシーを満たす必要があります。技術的な要件として挙げているのは、Googlebotによるアクセス、HTTP 200ステータス、インデックス登録可能なコンテンツです。ただし、これらを満たしても、クロール、インデックス登録、表示は保証されないとも付け加えています。公開されている情報から、これらの指標は確認できます。しかし、Googleの判断の根拠は、今も明らかになっていません。
04自分のサイトで、この診断はどのくらいの頻度で実行できますか?
1つの接続につき、チェックは1時間に3回まで実行できます。各チェックは無料で、所要時間は約2分です。職場のメールアドレスの入力を求められ、レポートへのリンクがそこに1回送信されます。見出しやrobots.txt、あるいはサイトマップを修正したら、もう一度チェックを実行し、何が変わったかを確認してください。
出典
このページの事実は以下の資料に基づいています。確認日: 2026-10-25。診断そのものに関する数値は、その仕組みを説明するものです。
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